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試験終了 反省と課題と要望 #ouj #放送大学 [放送大学]

昨日、「精神分析とユング心理学」の試験があった。なかなか、仕事をしながらだと、今のように情報機器が発達していても、時間の制約が厳しくのしかかるので、若いときに行っていたような勉強の仕方では、かなり無理があることがわかった。

今回は、他の科目の過去問が、10問であるケースが多いという情報をインターネットから入手していたので、10問を予想していたが、実際には、15問出題された。

まず、反省点としてあげなければならないのは、精神分析やユング心理学についての本も読んでいたが、時間の経過に従ってその内容も変化するという当然のことを甘く見すぎたことであろう。精神分析だと恥ずかしながらスターンという名前は、この講義で初めて聞いた。

具体的には、第三問目で、まず、つまづいた。例によって、「不適切なもの」を選ばせる問題だが、いずれも正しいように思えた。意外だったのは、「ウィニコットは、・・・・・境界例等の・・・」という選択肢があったことだ。ウィニコットについては、印刷教材の索引を見ても記載されていないように、放送授業で名前の挙がった学者である。

この設問は、論点としてはマーラーの学説「分離-固体化論」に関連した問いであろうと思われた。しかし、ウィニコットの名前は知っていても、力動的な児童精神医学の文脈で出てくる名前という程度だし、ウィニコットの理論が何なのかとかもかわからなかった。

ただ、精神分析を学ばれておられる神田橋條治先生が訳されたM.リトル「ウィニコットの精神分析の記録」は、かつて、書店で見てほしいと思った書物である。境界例というと、マスターソンの名前が思いつくこともあって、
結果的には、たぶん、境界例とは結びつかないのではないか思って、その選択肢を正解とした。

第3問目でずいぶん時間を取られた。ひとつの教訓として、印刷教材にでてきた学者の名前や現象等の名前は、はっきり記憶しておくか、印刷教材メインなら、そちらに出てこなかった名前や事象名は、ポイントになりそうだと言うことである。

このように印刷教材で書かれていることと放送授業でしか話されないことが合体して作問されている問題が他にも多く見られた。

わたしは、大場登先生が、最初の方の授業で、放送授業からも出題しますと言われたときに、主に自動車の中で放送授業を聞くので、ちょっとノートを取るのが難しいなあと感じたし、このラスト一週間で聞き直したときにメモをしたけれど、ほとんど睡眠学習になってしまったことが反省点である。森さち子先生は、そういう余談めいたことも話されなかったので、精神分析については、印刷教材のみに絞ったことが油断であったと思われる。

今は、CS放送をDVDにダビングして聞いているが、BS放送になった場合、私のカーナビはワンセグしか受信できないのと、フルセグのダビングDVDは再生できないので、どうしたものか対応を考えている。

いちばんよいのは、今は、サイトのストリーミング放送をダウンロードできないが、ぜひラジオだけでもMP3でダウンロードできる対応を求めたい。



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