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期末試験の初体験。鉛筆に泣かされる。 #ouj #放送大学 [放送大学]

 勉強というか学問に関する試験を受けるのは、30数年ぶりぐらいである上に、鉛筆で文字を書くのも、それより空白期間があいていたのだが、小学校の時は、鉛筆を使っていたのだからとぶっつけ本番で望んだ。思えばシャープペンシルに慣れ親しんだ時期からも同じぐらいの年月を経ていることになる。仕事で文章を書くときは、東芝ルポ発売以来、ワープロで書くことが増え、「MS-DOS版一太郎」が出てきた頃には、ほぼパソコンに依存してきた。

 「生涯学習と自己実現」の試験は、論述式であった。問題文は、8/5まで公表されないらしいので伏せるが、○○と××について、次のキーワードを3個以上含む問題が出題されるはずであった。予想とは違ったが、それはそれでよしとしよう。

 書き始めたのだが、鉛筆が手になじまない。そういえば、小学校の時、鉛筆の持ち方を習ったよなとか思いつつ、書き始めたのだが、書きたい言葉に、漢字が追いつかない。

 たとえば、「それは、○○に帰趨する」という論文調の言葉がわき出てくるのだが、「帰趨」の「趨」の字が書けない。「帰着」でもよいのだが、租税論などを専門にしていると、「租税の転嫁ないし帰着問題」というのがあって、「帰着」という言葉をこういう風に使うには違和感があった。

 「両者に介在する問題は、...」と書こうと思って、「かいざい」が「介在」で合っているかどうか不安になったりするなど、夏目漱石「門」の書き出しにある「近江の近」のことが頭をかすめたりした。

 結局、最後に目を通すと、文字が次第に太くなっていって、鉛筆を変えたところから細くなったり、慌てるものだから小学生の作文よりも不出来な感じで、情けなくなった。

 今週の土曜日は、択一式だが、過去の例を見ると、わずか10問しか出ないようだ。昨夜から、録音したものを聞き返しているが、内容が十分には理解できていないのか、話し言葉手あるせいなのか、予想問題がなかなか見えてこない。これから、帰って勉強だ。

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