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親戚の50回忌の法要 [日常雑感]

父方の親戚の法事で、父が生まれた湖東の方へ一緒に行ってきました。父母の話では、私が小学校の1年生か2年生の時に、その父の叔父さんの葬儀に参列したらしいのですが、そういえば、何か蓮のような形の葬送用具を持って歩いたような記憶もあります。それから、およそ50年も経っているかと思うと感慨深いものがありました。

50回忌というのは、初めてでしてたが、やはり地縁社会である田舎ということもあって、都会の法事に慣れている私にとっては、かなり重厚なものに感じられました。

村でも、若い世代(5~60代以降)のひとは、兼業農家であることが多いのですが、それでも、お年寄りの寿命が延び、また、退職されると、村の生活に戻られるようなところがあって、それぞれが顔見知りであるという地縁社会であることや、村の中に入ると、外部からの車や人もあまり来ないというようなこともあってか、みんなに自分が知られてしまっているような感じもあります。

でも、逆に言えば、それは、ある種の安心感につながるのでしょう。その村は、あるお寺の檀家になっていて、各家々の事情などを、お寺の住職のかたが長年にわたって見ておられるし、墓参りに行って出会うのは、最初から必ずその住職の方であるというのはなかなかよいものです。ご住職の方は、都会の寺と違って、かなり大変だろうと思われますが。 

でも、それは懐かしい感覚にも通じます。

30年代前半を暮らした京都の雰囲気にも通じるところがあるからです。 

都会の法事を想定したため、3時間ぐらいで済むのかと思っていましたら、読経も前半後半に分かれて2時間近くという丁寧なもので、足は痛くなりましたが、なかなかよかったです。その後、都市部まで会食に向かい戻ってくると夕方近くになっていました。

ちょっと疲れましたが、よい体験になりました。 


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