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精神分析とユング心理学 放送授業 第四回 精神分析の本質 現実と幻想 ハ) [放送大学]

心的リアリティー

クライエントが話すことを、心的リアリティーとして、とらえることが必要。

性的外傷体験が、必ずしも、真実は限らないことを発見し、フロイトが理論の再構築を試みた結果、編み出された概念。

心的リアリティー

神経症患者の世界 物的現実のみならず、心的リアリティーも聴くことで、洞察を促す。

一般のひとのなかにも、内在しているといえる。

近親相姦願望なども、それらを生み出す背景になっている。→ エディブスコンプレックスの発見へ 原幻想。

どこまでが事実かを分けることが難しい。ただし、ほんとうに現実的なものなら、別のセラピストの応援が必要。
クライエントの外的問題に、そのセラピストに対応してもらう。

第三節や第四節に、どのようにしてフロイトがこれらの概念等を確立していったかが書かれているので、印刷教材をよく読むようにとのことである。

心的外傷説から心的リアリティー論への理論の修正は、むしろフロイトが誤りを認めることで、真実に近づけることを示した例として、我々も留意しなければならない。
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