ベスト・バイ・ハンディー機 「ラジオライフ」もマンネリ化か? [鉄道・航空機関係]
CQ誌をアマチュア無線の王道とすれば、「ラジオライフ」は、ワッチに重点を置いたサブカル系の雑誌と位置づけられるかもしれない。
そのCQ誌も、情報系も昔に比べると、インターネットでカバーできるとは言うものの、薄くなっており、かなりマニアックな昔の無線界の事情を紹介していたり、おそらくは、カムバック・ハム特集でも、 430で、CQを出しても空振りに終わるとき、どうすればよいかとか、長くQRTしていた人への戸惑いに応えているとも言いがたい。430の場合は、私も、聞くこともあるけれど、モービル運用は、道交法の改正もあり、やっていないし、せいぜい、土日ぐらいしか、CQはあまりでていない。
サイクル24の情報を得られないかと、CQ誌は買っているが、若かった頃に比べると、読むべき箇所も少ない。
ましてや、「ラジオライフ」であるが、毎年、この頃になると、「ベストバイハンディー機」特集を組んでいるものの、新製品としては、ケンウッドのTH-D72があるぐらいで、他は、代わり映えがしない。
しかも、周波数の下の方は、デジタル化で消えつつあり、防災無線も、MCA方式を採用するところあったりして、風前の灯火である。
では、その上の周波数帯は、どうかというと、地上での交信が、同様になってきていて、たまに、飛行場に行っても、飛行機を見る楽しさはあっても、時間をかけて、交信を聞くことをメインにすることもない。
私の場合、主として、アマ機での受信になるが、VX-7が手になじんでいる。持ち歩いているのは、VX-8Gである。
しかし、不況の影響で、以前は、5人いた事務所も、パートを除くと、3人となり、仕事の量は増えている。
「ラジオライフ」の、この特集も、結局落ち着くところに落ち着いており、たとえば、DJ-11も、少し欲しい気持ちもあるが、活躍しそうな場面は、そうもなさそうである。
でも、日経の「pc21」も、幸いにも、新製品があるので、それほど無用ではないが、いつの間にか、買わなくなってしまった。
実際、固定局があって、毎日ワッチできるのであれば、それ自体が楽しいので、雑誌の効用も高くないかもしれない。
移動運用のすすめは、意図としてはよいのだが、20年、30年前と違って、近くてロケーションのよいところは、少なくなっている。たとえば、某神社は、山の中腹にあり、参道に車を止められたが、今は、関係者以外進入できなくなっている。
昨年も、某所に行ってみたら、新興住宅地になっていた。
今年も、決まったところばかりでなく、開拓はしてみたいが、昔と違っていて戸惑うことが多い。
一言で言うと、昔の記憶に頼る人にとっては、知りたいことが、雑誌に出ていないことが、ものたりなさにつながっているのだと思う。
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