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クロヨン神話は、どういう風に作られたか? その1 [政治・経済・社会]

今日、たまたまケーブルテレビの朝日ニュースター「パックインジャーナル」を見ていたら、消費税の議論に関して、斉藤貴男氏が、消費税率が引き上げられても、価格決定権者が消費者にある限り、その増税分は本来の負担者である消費者に転嫁されにくいだろうという見方を示したのに対し、軍事評論家の田岡俊次氏が、少々税率が上がっても大丈夫だろうというような感想をのべ、給与所得控除はあるにせよ、自営業者は多くの経費を使っているとして、所得の補足率を示すされている「クロヨン」を根拠に挙げた。

わたしは、斉藤氏の肩を持つわけではないけれども、昭和40年代に推進された「申告は青色で、納税は振替で」というスローガンによる納税者の意識は、終戦後とはずいぶん異なっていると感じる。それに会社法が改正され、最低資本金や取締役の数などの制約が緩和されたため、重税感があれば、法人に移行することで節税をはかるケースが多いように思われる。また、給与所得者に適用される給与所得控除は、まさに、クロヨンを配慮して、多めに控除されるように作られた。

では、「クロヨン」という言葉や「トーゴサンピン」という言葉は、どのように作られ、どういう意味をもたされ、政治的に使われてきたのか?

 これから、何回かにわたって、調べたものを書いてみたいと思う。

 

 


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