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日本の株価は回復する 株は女である [政治・経済・社会]

日経平均が、週末9000円台で大引けした。大引けとは、取引所の終了時刻である午後3時のことを指す。

証券関係では、一般になじみのない言葉がよく聞かれるが、いまでこそ、普通のサラリーマンでも株式売買を行うようになったが、昔は、博打と同じような感覚で受け取られていた時期がある。博打と言えば、その筋の人が行うものであるように、最初の頃は、特定の人が多く株式取引に参加していた。博打と関連が深い遊郭の閉店時刻を示す言葉が、大引けで、証券業界には、みんな知らずに使っているが、遊郭用語からの流用が多い。

寄りつきとは、遊郭の門が開く時刻を指す。先物取引では、玉を1枚買うとか、2枚買うとかいいますが、その玉は、遊女のことを指す。ただ、「玉門」という言葉が、平安時代から、女性の陰部を指す言葉として使われており、もともと玉には、女の意味があった。

もともと、女は、売買の対象であったし、NHK連続ドラマ「おしん」でも、一俵の米とひきかえに奉公に出されたりしたものである。

しばしば、先物商品取引で、大阪の米相場が引き合いに出されるが、経済的現象としてはともかく、それによって、もうける人もいれば損をする人もいたわけである。そういうのに手を出せる人は限られてくるし、それを仕切る方も限られて来るであろう。

遊郭の女は、美しい。その蠱惑的なまなざしに幻惑されて通う人も多かったのであろう。

日本の社会での「女性像」は、様々な小説によっても描かれているが、中年になって、キャバクラにはまる人もいるように、ユング心理学的に言えば、男性のゼーレ(こころ・魂)を投影させる格好の対象物である。

客の方が、彼女らが未分化であることをよいことに勝手にいろんな想像をして、それをぶつけるわけである。たとえば、あやちゃんに好かれると、すごくうれしいので、あやちゃんにプレゼントすることは、人生において、ここ一番の勝負のように、中年のおじさんが真剣に考えるところが、ポイントなのだ。

あやちゃんに接していく中で、本当の愛とは何だろうかとか、この熱い胸のたぎりはなんだろうかという体験を通して、その中年は、自分のこころと象徴的に関わっていく。

精神分析でも、自分の心と向き合えるのだが、構造はよく似ている。キャバクラに行って、何をするかというとおしゃべりである。精神分析も、自由連想法で行くか行かないかはさておき、話すことがそこでの中心課題である。値段も、1時間1万円とすると、よく似た金額でもある。

違うのは、キャバクラだと、適切なフィードバックがないために、その体験を言語化するのがきわめて困難であるのに対し、精神分析だと、言語化により、ある程度、整理されたりするわかりやすさがあると言うことだろう。

本題に戻るが、日銀も金融緩和にさらに踏み込んだし、もしEUが落ち着いてくれば、当面、日本の株価は上がるはずである。

EUが落ち着いてくると言うことは、ドイツが相対的に力を失うことになるので、その分、日本の企業の業績が回復しなくても、短期的には、日本を買ってくる動きがあろうとおもう。

ただ、いずれかの時点で、ふたたび日本株は売り越しになる可能性が大きいことも事実である。

株式は、象徴的には、女なので、一度手中に収めてしまうと、売りたくなくなる心理が働く。初心者は、損切りして、また、他の女に乗り換えることに躊躇するので、結果的に損をしてしまうことが多い。また、魅力的に見えた株式が、買ったのにあまり上がらなかったり、下がったりすると、もうしばらく待てば上がるはずだと考えてしまう初心者も多い。自分が選んだ女を手放したくなくなるのと似ている。

女衒が、こいつは今はおぼこいが、将来高く売れると思って、女を買うのと、構造的に似たところがある。歓楽街のネオンのように、様々な仕組みの投資信託や金融商品が売られいるのも、遊女が顔見せしているのと似ている。

こころが動かされるという点では、株はやはり女であろう。

株で勝つためには、女衒の心を持たねばならない。 

(おわび) 今回は、荒削りな文章しか書けませんでした。ちょっと、誤解を招くやもしれぬ表現も含まれています。もし、この文章を読まれて不快に感じられたとすれば、深くお詫び申し上げます。 


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