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鍼灸と占い? [健康管理・漢方・鍼灸・東洋医学]

「未病」という概念が、漢方医学(中国医学)には存在して、未だ病気に至らないときに、「病」を治すことを指すらしい。漢方と言えば、漢方薬であるが、中国医学の枠組みでは、薬と鍼が連想されるのではないだろうか。

私が過ごした昭和30年代の京都の寺町のある一画は、子どもがほとんどいない老人の町であった。そのせいもあるのだろう。物心が付いた頃から、隣のおばあさんが、ときどき、漢方薬を煎じては飲んでいるのを目撃したし、その煎じるくさい臭いが記憶に残っている。

漢方というと、「冷え性」だとか「不定愁訴」だとかいった慢性疾患に用いられるイメージがあるが、漢方の効き目が実感されるのは、風邪だとか、胃けいれんだとかいった急性病のときに適切な薬を用いたときだ。

さて、鍼灸も若いときに体験して効くことは知っていたが、都市部に出てくると、なかなか優れた鍼灸師を探すことが困難であった。

最近、鍼灸師の先生に診てもらうことになり、いろいろコメントをもらうのですが、体の状態を診て、この心身の不具合に至った過程をすばり指摘されるので、まるで高名な占い師の占いのような的中率でびっくりしております。

鍼灸治療が済むと、たぶん、シュルツなどがはじめた自律訓練法の自律性解放が行われたような感覚で、半分無意識状態というのでしょうか。心身がリラックスしすぎて、家に帰ってから、思い出して、もう少し具体的に聞いておくべきだったと後悔するのです。



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