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厳格に「管理」された放送大学の背景にあるもの [放送大学]

211/5/30付、日経新聞朝刊電子版によると放送大学前学長の石弘光「生涯学習、IT化で広がる」という記事における運営改善の提言は、広く知らしめられるべきだろうと思う。

まず、放送大学の創設が政府によってなされた経緯を説明した上で、問題点として、2点指摘されている。

1.学校法人の理事が、いわゆる「天下り」人事のもとで、官僚に支配されているという点。そのために、教育者として位置づけられる学長が教育責任を十分果たせないし、大学自治や民主的学内運営に大きな問題をかかえていること。

2.創設時に、独自の放送局が与えられた為に、遠隔教育手段の主力が、テレビやラジオでインターネットの活用が遅れていること。この点は、たとえば、外国の大学等が授業をインターネットで公開しているといった仕組みから、相当遅れているという点。

【コメント】 たとえば、放送大学のサイトから視聴できる科目もあるが、ダウンロードできないので、せっかくiPhoneを持っていても、それを電車の中でとか、時間調整しているときとかに見たり聞いたり出来ない。徐々に改善はされていくのであろうが、関東地方では、地上波で授業がすべて公開されているのに、ネットだと、入学したものしか見ることが出来ない。今年の10月からBS放送で授業が放送されるようだが、どのような放送態様になるのか注視したい。たとえば、コピー禁止だとか、DVDビデオ(VRモード)での録画できないなどとなったら、自動車の中で見ることも聞くことも出来なくなる。

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